スイスのアジリティ大会のトロフィー
他の国のアジリティ大会のトロフィーとの比較も

各国アジリティ事情に、スイスのアジリティ大会で3位までの入賞者に贈られるトロフィーは、手作りだったり実用的なものが多いので、増えすぎて置く所に困っても友達が喜んでもらっていってくれると書きました。スイスでアジリティ大会に出始めて1年が経ち、バーゼル近郊で行われる競技会の「変わり種トロフィー」がほぼ全種類揃いました。大抵のクラブは年1回、運営費を稼ぐ目的で競技会を主催します。同じクラブの大会でも年によってトロフィーの内容が変わることがあるそうなので、違うトロフィーをもらうことあればその都度このページに加えていきます。(2007/10/12)

スイスのトロフィー

これはスイスに引越してきて最初に出場したドレスウアフェライン・バーゼル(Dressurverein Basel)主催のスイスケンネルクラブ公式アジリティ大会でもらった陶器のトロフィー。犬が寝そべっている方は洗いやすいのでエサ用に、足を組んで座っている方は水用として毎日使っています。このボウルはアジリティをしない友達にも大人気です。「来年の大会でももらってきてね!」とよく言われます。話はそれますが、クリスマス前のおもちゃ屋さんで同じ陶芸家さんによるトナカイの置物を見つけました。その写真はこちら
これはファンアジリティピープル(Fun Agility People)主催のスイスケンネルクラブ公式アジリティ大会のトロフィー。イラストが趣味のメンバーさんが描いたアジリティ漫画がプリントされています。漫画に出てくる犬のモデルはアッペンツェラーミックスですが、ラブラドールにも見えます。似たような犬を飼っているお客さんが来たら、使ってもらえないか聞いてみるつもりです。グラスとして使うときは、日付、順位(Rangとはドイツ語で順位のこと)、種目、クラス(Small3とは小型犬クラスの上級3度レベルのこと)が印刷された透明なシールをはがしてから!
これはフレージードッグス(Fräsy Dogs)主催のスイスケンネルクラブ公式アジリティ大会のトロフィー。この大会が開かれたゲンペンという村の山から採れるきれいな石を半分に切ったものをのせた手作りのトロフィーです。石の切り口が色鮮やかな水晶になっています。ハリーの主人の部屋の引き出しの上に飾ってあります。
これはATOチャンピオンドッグス(Agility Team Olsberg Champion Dogs)主催のスイスケンネルクラブ公式アジリティ大会のトロフィー。耐熱ガラス製のロウソク立てです。高さが20センチもある大きなものなので、ロウソク立て以外にも使い道が色々あります。大会名と順位が印刷されたシールをはがしてから使います。このクラブはほぼ毎月大会を主催しているので、似たようなトロフィーがどんどん増えていきますが、トロフィーの内容は時々変わると聞きました。2007年はずっとロウソク立でしたが、その前は耐熱ガラス製のお皿やボウルだったりしたそうです。
うわさ通り(上記参照)、ATOチャンピオンドッグス(Agility Team Olsberg Champion Dogs)のトロフィーは時々内容が変わるようです。2008年のトロフィーは耐熱ガラス製のカップです。ハーブティーのティーバッグも賞品の一部なのがおちゃめです。トロフィーの素材と表面の模様はいつも同じなので、長年にわたってトロフィーを集め続けるとテーブルウェアが一式そろうという趣向なのかもしれません。(2008/4/5)
これはフンデシュポーツ・アルシュビル(Hundesport Allschwil)主催のスイスケンネルクラブ公式アジリティ大会のトロフィー。陶器の筆立てです。陶芸が趣味のメンバーさんが毎年違うもの工夫して作ってくれています。このクラブは地元警察の警察犬隊や軍用犬隊と連携して、犬と一緒に参加するトライアスロンやバイアスロンも毎年7月に開催しています。参加犬の多くは大型犬ですが、来年はハリーも参加する予定です。冬の間に少しずつ走り込んで体を鍛えなければいけません!
これは同じくフンデシュポーツ・アルシュビル(Hundesport Allschwil)主催のお楽しみアジリティ大会のトロフィー。時計とカレンダーと温度計つきの筆立てです。クラブのロゴが正面下にプリントされています。コンピュータとコーディネートされているように見えるので、勉強机の上に鎮座しています。アラーム音はビゼーのカルメン前奏曲。競技会の賞品にぴったりの曲です。犬の鳴き声やショパンの子犬のワルツでも面白かったかもしれません。このトロフィーは好評で既に2つがもらわれていきました。
これはキノロギシャーフェライン・ルツェルン(Kynologischer Verein Luzern)主催のスイスケンネルクラブ公式アジリティ大会トロフィーです。このクラブは毎年、まだ肌寒い日もある5月に大会を主催するので、暖かいブランケットをどうぞというわけでしょうか?ルツェルンのシンボルであるカペル橋が描かれたロゴが気に入っています。
これはハリーがもらったトロフィーではありません。でもスイスのアジリティ大会のトロフィーの特徴がよく出ているので、このリストに加えることにします。これは2006年にスイスで開催されたFCIアジリティ世界大会のトロフィーです。30センチ四方のガラス皿で、ダニエル・ホバルドさんというスイスで人気の陶芸家/ガラス職人の作品です。ホームパーティでオードブルをのせて出すとおしゃれだとデンマークの選手が言っていました。ハリーの主人はにぎり寿司をのせてもいいと思いました。
これは2006年FCIアジリティ世界大会の運営に参加した人に配られたキャンドルスタンドです。この大会は大成功に終わりましたから、裏方で懸命に働いた人にもトロフィーをという粋な計らいです。これもダニエル・ホバルドさんの作品です。全ての後片付けが終わってこのトロフィーを手渡された時、ハリーの主人は大会運営のお手伝いができて本当に良かったと思いました。サイドテーブルの上に置いて小銭入れ(パーキングなどで使う20ラッペンと1フランのみ)として使っています。
この大皿は2007年のASMV: Agility Schweizer Meisterschaft für Vereine(スイスケンネルクラブ主催クラブ対抗チームアジリティ全国大会)のStafette(シュタフェッテ)と呼ばれるリレー競技のトロフィーです。フライ、ジョイヤ、ハリーの3匹チームで出場しました。お皿の絵はクラブの子どもが描いたものもあれば、絵が趣味の大人が描いたと思われる凝ったものもありました。そしてハリーの首から下がっているのは、ASMVファイナル総合の銅メダルです。(2007/11/5)
スイスでもごく普通のトロフィーやメダルをもらうことがあります。スイスの犬は訓練度が非常に高く、特にバーゼルには2006年FCIアジリティ世界大会のスモールクラスで個人優勝したペブルスとマルティンのペアがいるので、ハリーがスイスケンネルクラブ公式大会で1位になるのは容易ではありません。ちなみに同FCI世界大会でスイスのスモールチームは団体戦でも2位となっています。そのため上に挙げたトロフィーの大半は2位か3位のものです。それでも運良くハリーが1位になることもあります。どんなトロフィーでも1位のものはとても嬉しいです。

スイスケンネルクラブのアジリティ大会ではアジリティとジャンピングとシュピール(ゲーム)の3種目があります。うまく走れば1回の大会で3個までトロフィーがもらえます。1位から3位のトロフィーは色やデザインが少々異なることがあっても基本的に同じものが用意されています。

他の国では...

これはオランダで開催された2006年IFCS世界大会でもらったトロフィー。アジリティ競技の様子を表したブロンズ像です。男性がコリーをハンドリングしているのがギャンブラーのトロフィー。女性が小さなスパニエルをAフレームに誘導しているのが個人総合のもの。他ではあまり見られない美しいデザインのトロフィーなので、もしかしたらオランダでもスイスと同じようにアジリティ大会のトロフィーには工夫を凝らしているのかもしれません。楽しい思い出が沢山つまった記念品なので大切に保管しています。
アメリカのUSDAAのローカル大会では4位までに入賞するとトロフィーのかわりにロゼッタがもらえます。色は1位が青、2位が赤、3位が黄色、4位が白です。また進級するたびに特別大きなロゼッタがもらえます。写真でハリーが首につけているロゼッタは、Master Agility Dog - 通称MADのタイトルロゼッタです。ロゼッタはあまりに増えすぎてしまったので、ニューヨークからスイスに引越してくる前にロゼッタでパッチワークを作っている女性(クリーンランマガジンでも紹介された有名人さん)に殆どを寄付してきました。
日本に遊びに行ったときにオプデス(OPDES)主催のアジリティ大会でもらったトロフィーとメダル。オプデスでは3位以内に入賞すると表彰台の上でメダルが授与されます。1位が金、2位が銀、3位が銅メダルです。ハリーはメダルの他に、ベストアジリティ賞のトロフィーももらいました。毎回、3度のAG(アジリティ)かJP(ジャンピング)かのどちらかで1位になった犬がもらえる賞だとのことです。

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