2010年しっぽのおしゃべり

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高地トレーニング

ハリーと家族は、サースフェーに行ってきました。
もう4月の中旬でしたが、山には沢山の雪がありました。
でも、村の雪はほとんど融けてなくなっていたので、
滞在中は毎朝、ボール遊びができました。
空気がとても薄いので、10分も走り回ったら、
ハリーは、クタクタになっちゃったけどね。そして、
遊んだあとは、夕方のごはんまでぐっすり眠りました。

ボールの威力消滅

ベアラウフの季節がやってきました。
昨年と同じように、森で家族がベアラウフを採っている間、
ハリーは、離れた所でボールと遊んでいるように言われました。
でも今年のハリーは、ひとりでじっとしていることができません。
新入りの足下に、何度もボールを落としては、
「一緒に遊ぼう!」としつこく誘います。
仕方がないので、ハリーの主人ひとりで、
ベアラウフの葉っぱを摘みました。
そして、家に帰ったらベアラウフペストを沢山つくりました。

残念ながらハリーは食べられませんが、興味のある人は
ハリーの主人特製ベアラウフペストの作り方もご覧下さい。

最下位争い

ハリーは7歳になりました。今年は、新入りも一緒に、
「いいこ!いいこ!」と、ハリーの頭を撫でて、
お誕生日をお祝いしてくれました。

「でも、なんかへんだなあ...」
ハリーは、ちょっとだけへんな気持になりました。

「ずっと赤ちゃんだと思って守ってきてあげたのに、
この体勢では、まるで僕の方が...」

新入りが自由に歩き回れるようになって、
ハリーは自分の立場が変わりつつあることを感じています。
7歳のハリーと10か月の赤ちゃんの最下位争いは、
静かに始まりました。

2010年ファスナハト

今年のファスナハトは、2月22日からの3日間でした。
乳母車のバスケットの中から、
ハリーはパレードの様子を眺めました。
見えるのは、道行く人々の足ばかりだったけどね。
でも、そんなことは全然構わないの。
だって、自分の主人の足さえ見えていれば、
ハリーは満足なのだから。
初めてのファスナハトでは、
ハリーは大きな音楽の音が怖くて仕方がありませんでした。
とくに、太鼓の音は大きな振動を伴って聞こえてくるので、
おしっこを漏らしそうになるくらい、怯えていました。
4年目の今年は、もうすっかり慣れてしまったのか、
外の様子を興味深く観察していたのは、はじめだけで、
すぐにバスケットの中に丸まって眠ってしまいました。

バーゼルのファスナハト(カーニバル)についての詳しい説明は
2007年のハリーのスイス犬聞録ファスナハト編をご覧下さい。

危険信号

グルルル、グルルルル、グルルルルル....
赤ちゃんがヒーターで遊んでいるのが気になって、
ハリーは、うなりながら危険信号を発しています。
赤ちゃんがゴミ箱や電気のコードで遊び始めても、
ハリーは、うなって危険を知らせます。
ハリーがうちにきたばかりの頃、
ヒーターとゴミ箱と電気のコードにだけは、
絶対に触ってはいけないって教えられたからね。
(もし触ったら、コインの入った缶が落ちてきました)
でも、赤ちゃんが本棚から本を引っぱり出して遊んでいても、
ハリーは、そばに伏せているだけで知らんぷり。
ハリーは、本にぜんぜん興味がなかったから、
本に触ってはいけないって教えられなかったからかなあ。
それとも、本は危険じゃないって知っているからかなあ。
「知らせてくれたら便利なのに...」って、
ハリーの主人は、本を片付けながら思っているけどね。

遊びに誘う

ハリーが、赤ちゃんを遊びに誘っています。
まず、赤ちゃんの足下にウサギをポトっと落とします。
赤ちゃんが手を伸ばして、ウサギをとろうとすると、
サッとくわえて、後ろに飛び去り、
「追いかけておいで!」と誘います。
でも最近は、赤ちゃんの動きが素早くなってきたので、
ポトっと落とした瞬間に、ウサギをとられて、
なかなか返してもらえなくなることもあります。

バスケット

去年までは、電車やバスに乗って出かける時、
ハリーは大きなショルダーバッグに入っていましたが、
今は、乳母車のバスケットに入って出かけます。
ガタガタ揺れるのが、あまり好きじゃなかったけれど、
いつも使っているシェルパバッグのマットを入れてもらったら、
とても気持良くなって、上で赤ちゃんが大声で泣いていても、
気にしないで眠れるほどになりました。

2010年にっぽんのお正月

2010年のお正月は、日本で過ごしました。
お正月の間、ハリーはあまりすることがありません。
大抵は家の中で、遊びに夢中になっている新入りの
背後にじっと伏せて、子守りの真似をしていました。
そして朝と晩に、近所をぐるりと散歩してまわりました。
家の近くには、大きな神社があります。
普段はあまり人がいないので、ゆっくりと散歩を楽しめます。
でも、お正月の三が日は、初詣(はつもうで)のために、
大勢の人が波のように押し寄せてきました。
忙しく神社に向かう人々の中に、わざわざ立ち止まって、
ハリーに挨拶をしてくれる人が何人かいました。
そんな人たちに、ハリーはしっぽを振りながら応えました。
「愛と笑いとご褒美でいっぱいの年になりますように!」

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