2009年しっぽのおしゃべり

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2009年のおわり

今年は大きな変化の年でした。
この冬休みも、家族みんなで過ごします。
これから飛行機に乗ります。
早朝、まだ薄暗い雪道で、
長い飛行機での旅に備えて、
おしっことうんちをしてきます。
どんなに大きな変化があっても、
旅の前のこの儀式だけは変わりません。

木曜日の遠吠え

「ハリーは、ネコのように小さいけれど、
大きなオオカミみたいに立派な遠吠えするよ」
と、ハリーの家族は言います。
でも、ハリーの主人だけ、
ハリーの遠吠えを聞いたことがありません。

ハリーの主人の留守中に、
赤ちゃんが泣き始めたときしか、
ハリーは、遠吠えをしないからね。

ちょっと物悲しいハリーの遠吠えは、
ハリーの主人の体操教室がある木曜日の夜、
冷たく湿った秋の空に響き渡ります。

お知らせ機能

クン、クン、クン、...ホインガ!ホインガ!!ホインガ!!!
赤ちゃんのお尻に鼻をあてながら、ハリーが出すこの音は、
「赤ちゃんのうんちアラーム」です。
最初にこの音を聞いた時、ハリーの主人は、
「あら赤ちゃん、うんちが出ちゃったの?」と思いましたが、
オムツに何も出ていないことを確認すると、すぐにそれが、
「これから出るよ」というお知らせであることに気づきました。
だから、ハリーが「ホインガ!」という音を出すと、
ハリーの主人は赤ちゃんを連れてトイレに駆け込みます。
近くにハリーがいなくても、赤ちゃんが「ウーン!」と
うなり始めたら、やっぱりトイレに駆け込みます。
赤ちゃんは、トイレに座ると2−3秒後に排泄します。
赤ちゃんは、まだ生後6か月ですが、
この3週間、毎日トイレでうんちをしています。
間に合わなくって失敗したのが3回ほどあったけどね。

赤ちゃんがお座りをできるようになってきた生後5か月から、
ハリーのトイレトレーニングをしたときとほぼ同じ方法(トリートは無し)で、
ハリーの主人は、赤ちゃんを定期的(約1時間おき)にトイレに連れていっています。
おしっこは、オムツにしてしまうことも多いのですが、1日に8回位トイレでしています。
夜中も、おっぱいの後に必ず、半分寝たままトイレでおしっこします。
赤ちゃんがトイレで排泄するとゴミ箱が匂わないので、ハリーにとっても嬉しいようです。
ハリーのトイレトレーニングの記事は、こちら!

似ているけれど...

右は、ハリーのおもちゃ。
左は、赤ちゃんのおもちゃ。
似ているけれど、同じじゃありません。
ハリーは、その違いがよく分かっているので、
赤ちゃんのおもちゃに触ることはありません。
でも赤ちゃんには、その違いが全く分かりません。
ハリーがコングやナイラボーンを噛んでいるのを見て、
真似してなめようとしちゃうことさえあります。
(実際になめる前に、取り上げられてしまうけど...)
だから、ハリーもハリーの主人もちょっと困っています。

赤のゾロ

いつものライン川の風景です。
去年の夏、ここにみにくいアヒルの子がやってきました。
最初は、カモの仲間に入ろうとしていたけれど、
結局、相手にされずに、いつもひとりぼっちでいました。
でも去年は、ここで元気に冬を越しました。
ある日、アヒルはいなくなりました。
川岸警備隊を一緒にしているおばあさんによると、
死んでしまったそうです。
目の周りに赤いマスクのような模様のあるアヒルで、
「Zoro in Rot」(赤の怪盗ゾロ)と呼ばれていました。
いつもそこにいたアヒルが姿を消して、
朝の散歩道が少し寂しくなりました。

キノコ

アジリティクラブのある森で、
大きくて立派なキノコを見つけました。
「これは、食べられるキノコかな?」
ハリーは、クンクン匂いをかぎましたが...
... ハリーは、自分の主人の許可無しに、
何も食べられないことをよく分かっています。
だから、すぐに匂いをかぐのはやめて、
「これ、食べられる?」って目で訴えました。
でも、残念ながら、ハリーの主人にも、
それが食べられるかどうか分からなかったので、
キノコを残したまま森をあとにしました。

赤ちゃん犬にあう

新入りがやってきて4か月が経ちました。
この間、ハリーは、ずっと赤ちゃんを見守ってきました。
赤ちゃんは、先月までハリーの存在に気づきませんでしたが、
今では、ハリーが気になって仕方がないようです。
ハリーを見ると、一目散にハイハイして近づいていきます。
ハリーはまだ、赤ちゃんが何者かあまりよく知りません。
赤ちゃんも、ハリーが何なのか分かっていません。
でもふたりは、いつも一緒で仲良しです。

テリトリー

フィンランドの家では、
天気が良ければ、ハリーは放し飼い。
庭に放してもらえば、勝手にボールで遊んで...
暑くなったら、好きな時に水辺で水を飲んで...
もっと暑くなったら、
湖に飛び込んで、体が充分冷えるまで自由に泳ぎます。
ハリーは、つながれていませんが、
どこかへ、さまよい歩いて、
迷子になってしまうことはありません。
自分のテリトリーは、人間の家族の匂いがする場所って、
ハリーは、ちゃーんと分かっているからね。
でも、ずっと独りでいるのは、ちょっとだけ心細いのか、
大抵は、家族の気配のあるバルコニーの横の木の下で、
こうやって寝そべっているだけです。

空飛ぶ犬の再来

ただ今、フィンランドで夏休み中。
フィンランドでは、ハリーは大抵、
ボールで遊んで、暑くなったら湖で泳いで、
お腹が空いたらベリーを探して、寝るだけの生活です。
でも今回、物置小屋で古いフリスビーを見つけてから、
フリスビーを捕まえることに熱中してしまいました。
ハリーの主人がフリスビーを投げると...
... ハリーはフリスビーめがけて走り出し、
大きくジャーンプ!!!
去年、ハリーの左目が見えなくなって以来、
ハリーの主人は、ハリーとフリスビーで遊ぶことを
すっかり忘れていました。
でも以前と同じように、
ハリーはフリスビーを追いかけて空を飛んでいます。

新しいカバン

ハリーの主人が床に座り込んで型紙を切っていると、
ハリーが嬉しそうに寄ってきました。

「僕のために何か作っているの?」

そうそう、覚えているかしら?
これは犬用キャリーバッグを作った布の余りです。
ハリーの主人は、またキャリーバッグを作っているのかな?
出来上がったのは、大きなお散歩バッグでした。
ハリーたちが、お散歩に出かける時、
ハリーの主人は、沢山の物を持っていくようになりました。
ハリーのボールに、ご褒美、クリッカー、お水、ウンチ袋、
そして、赤ちゃんのオムツに、タオル、着替え。
ハリーの主人がクローゼットからこのカバンを取り出すと、
ハリーは「あっ今、お外に行くんだね!」って、
おいてけぼりにならないよう、玄関にすっ飛んで行きます。

野いちご

ハリーとハリーの主人が川岸を警備している時、
彼らが見ているのは、水鳥のひなだけではありません。
土手の野いちごにも、ちゃんと目を光らせています。
春の川岸警備隊を始めて、今年で3年目になりますが、
家の前の土手一面に野いちごがなったのは、今年が初めて。
誰かが、野いちごの種を蒔いたのかもね。
種を蒔いたのは、人間?鳥?それとも風?

カモの不思議

今年も川岸警備隊の季節がやってきました。
春を探しにライン川沿いを歩きます。
ほら、見つかった!
まだ卵の形をしている小さなカモの赤ちゃんが!!!
カモの卵も巣も、ハリーは一度も見たことがありません。
カモの赤ちゃんたちがどこからやってくるのかは、
ハリーにとっては大きな謎です。
春になると、ある日突然、群で現れてくるのですから...

手いっぱい

ハリーの主人は赤ちゃんのお世話で手いっぱい。
寂しいけれど、ハリーは自分の番が来るまでじっと待ちます。
ハリーがあまりに静かにお利口にしていると、
ハリーの主人は、ハリーが可哀想になります。
だから手がいっぱいでも、足があいているなら、
足でハリーをマッサージしてやります。
そして、もう片方の足で乳母車を揺らします。
撫でてもらえるなら、足でもハリーは全然かまいません。
だってハリーの主人は、手も足もいっぱいなんだもの!

観察中

ハリーが、新しく家にやってきた生き物を観察しています。
大抵は、まるでそれが家の中に存在しないかのように、
振舞っていますが、
ハリーの主人がそれのオムツを替え始めると、
大急ぎで近寄っていきます。
ハリーは、それに触っていはいけません。
でも、匂いを嗅ぐだけなら大丈夫。
新入りと、どうやって接したらよいのか考え中のようです。

始動開始

お天気の良い土曜日の午後、ハリーは家族みんなで、
アジリティクラブのバーベキューに行きました。
ハリーは、久しぶりのアジリティフィールドに大興奮。
そこで競技会にも飛び入り参加することにしました。
ハリーの主人は、まだ速く走ることができないので、
ハリーは、遠隔操作の命令をよく聞いて、
自分から障害物を飛ばなくてはなりません。
クリーンランというわけにはいきませんでしたが、
5か月ぶりに走ったわりには上出来でした。
ハリーの生活にも日常が戻ってきています。

新入り

これは、なんだ!?
僕の主人のような匂いがするけれど、とっても小さいよ。
うちの庭に勝手に入ってくる隣の猫のように泣き叫ぶよ。
これは、人間? 犬? 猫?
それとも、新種の動物?
僕が一番気になっているのは、
これが僕よりも偉いのか偉くないのかってこと。
僕の方が大きいし、強いと思うけれど、
これがいつかモンスターのように大きくなるかもしれないしね。
僕は、この生き物をじっと観察をすることに決めたよ。
今のところ僕に分かることは、
これは、僕の主人が大切にしているものだっていうこと。
だから、僕は毎日こうしてこれのそばに座っているんだよ。

お料理教室

ハリーの主人がハリーのごはんを作り始めると、
ハリーは必ず、台所にすっ飛んで行って、
その様子を初めから終わりまでじっと見守ります。
もしも、ハリーに人間のような器用な手があったなら、
自分のごはんくらい自分で作れるようになっているはず。
ハリーは、自分のごはんに何が入っていて、
どれくらい火を通さなければならないか知っているから。
今回、ハリーの主人はいつもより多めに、
ハリーのごはんの作りおきをしておきました。

おしっこフリーのベアラウフ

森にベアラウフ(熊ネギ)を採りに行きました。
ハリーの家族がベアラウフを摘んでいる間、
ハリーは、お気に入りのボールをもらいました。
だって、ボールがなかったら、
ハリーは、退屈のあまりに地面をクンクン嗅ぎながら、
おしっこで自分の匂いをつけ始めるかもしれないからね。
ハリーは一度もおしっこをすることなく、
地面に伏せながら、お利口にボールで遊んでいました。
家に帰ったら、
ハリーの主人はベアラウフの葉を丁寧に洗って、
よーく乾かしてから、ベアラウフペストを作りました。

残念ながらハリーは食べられませんが、興味のある人は
ハリーの主人特製ベアラウフペストの作り方もご覧下さい。

誕生日はファスナハト

ハリー、危ない!ワッギスが大根で襲ってくるよ!!!
いえいえ、心配には及びません。
お誕生日を迎えたばかりの犬に、
ワッギスはそんな意地悪をしないから。
大根で頭を叩く代わりに、
ワッギスはハリーにきれいなお花をプレゼントしてくれました。
バーゼルのファスナハト(カーニバル)の期間中に、
ハリーは6歳になりました。

バーゼルのファスナハト(カーニバル)についての詳しい説明は、
ハリーのスイス犬聞録ファスナハト編をご覧下さい。

ビーバー犬

それは、とても寒い冬の夜のことでした。
いつもの古くて薄っぺらくなったマットレスよりも、
眠り心地の良い場所を作るため、
ハリーは自分のタオルをカーペットの上に集めて、
ビーバーの巣のように積み上げてみました。
その上は暖かくて、とても気持よく眠れました。
でも翌朝、ハリーの主人に見つかって、
ビーバー犬の巣は、すぐに取り壊されてしまいました。

セラピードッグ

ハリーはセラピードッグ(Sozialhund)の資格をとりました。
スイスで公式なセラピードッグになるには、
盲導犬学校で8か月の訓練を受け、
障害者施設や老人ホームで研修を積み、
最後に筆記試験と実技試験に合格しなければなりません。
去年1年間、ハリーもハリーの主人もセラピードッグの
勉強に一生懸命励みました。
ハリーに会うのを楽しみにしてくれている人たちの所へ、
これからいっぱい行ってきます。

チキンの番

ハリーはいつも、ハリーの主人が作ってくれる
自分専用の晩ごはんを食べます。
けれどもクリスマスとお正月の時だけ、
家族と一緒にローストチキンを食べることができます。
ハリーの主人がチキンをオーブンに入れると、
ハリーはその前でじっとチキンの番を始めます。
ハリーには、チキンの焼き上がりを知らせることはできません。
ただ静かに忍耐強く、そこで待ち続けます。

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