2005年しっぽのおしゃべり

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2005年のおわり

ハリーはダウンタウンまでクリスマスの飾りを見に行きました。
ロックフェラーなどのビルの中庭には大きなツリーが飾られます。
デパートのショーウィンドウではサンタとそのアシスタントたちが
子供たちへのプレゼントを大急ぎで用意をしています。
ニューヨークにはユダヤ人が大勢いるので
ハヌッカの燭台の飾りつけもよく見かけます。
ハドソン川から吹く風が凍るように冷たかったけれど
犬も人間もみんな楽しそうに街を歩いていました。

留守番犬

留守番をするとき、ハリーは中が空洞になったおもちゃ「コング」もらいます。
コングの奥にはハリーには絶対に取り出せない大きなビスケットのかたまり、
そして手前にはなめるのに時間のかかるピーナッツバターをつめます。
ハリーはコングを見ただけで留守番を察してとそわそわしはじめます。
そしてコングをもらうと家族が玄関から出ていったことなど気にもとめず
ひたすらコングの中身を取り出そうと格闘しつづけます。
まず20分位かけてピーナツバターを丁寧になめます。
次に奥のビスケットを取り出そう試みますが、しばらくするとあきらめて寝て、
また思い出したようにビスケットを取り出そうとするのを繰り返します。
夕方、家族が帰ってくるとコングをくわえて玄関にやってきて
「奥のビスケットをとってくださいな。」とコングを床に落とします。
おはしを使ってビスケットを取り出してやると
「人間はやっぱり偉いんだね!」とハリーは毎回とても感心した顔をします。
コングの詳しい使い方はこちら

ハロウィーンパレード

ハリーは友達のゆきと一緒にトムキンズスクエアドッグラン主催ハロウィーンパレードに行ってきました。ニューヨーク中から約400匹の犬が自慢の衣装を身にまとって集合。うち200匹がコスチュームコンテストに、10匹がトリックコンテストに出場しました。この日のためにハリーはRing-Around-Rosiesの歌にあわせたダンスを練習してきました。ドッグランの真ん中に舞台があるため、ハリーは他の犬のおしっこの匂いが気になって仕方がありませんでしたが、自分の番が来るとすぐにスイッチを入れ替え集中してダンスを披露。結果は審査員全員一致でハリーが優勝の栄冠に!イーストビリッジにあるAlias Restaurantのお食事券100ドル分を頂きました。ハリーは初めて家族のためにごちそうすることになりました。

ビフォア&アフター

いつもはハリーの主人がハリーの毛を切っていますが、アジリティ
の世界大会の前だけ、プロのグルーマーさんが家にやってきます。
グルーマーさんはまず台所でハリーをきれいに洗ってくれました。
ハリーの毛をドライヤーで丁寧に乾かしたあと
体中ボサボサのハリーをテーブルの上でブラッシングしながら
「どうしたらかわいらしくできるかしら?」
と色々な方向からハリーを観察していました。
そして、イメージが決まったらでカットの始まりです
まず体の毛から切り始めて、足、耳、頭、顔と続きます。
一番最後にしっぽの毛をまるく整えたらできあがり。
とてもきれいに仕上げてくれました。
所要時間1時間。
カットが終わった時、さすがのハリーも眠たそうでした。
かわいくなるには犬にも忍耐が必要なのです。

犬版イスとりゲーム

マジソン・スクエア・パークで開催されたAKC主催の犬のお祭
りで犬版イスとりゲームがありました。ルールはとても簡単。
輪に並べられたイスのまわりを音楽に合わせて犬と人が歩きます。
音楽が止まったらまず犬が地面に座り、人がイスに座ります。
犬のお尻がちゃんと地面につくまで人はイスに座ってはいけません。
イスの数は人の数よりひとつ少ないので
イスに座れなかった人の犬はその時点で失格となります。
これを最後の1匹になるまで繰り返します。
ハリーの参加したゲームは12匹で始まりました。
音楽が止まるたびに1匹ずつイスの輪から消えていき
最後はハリーとお利口なレトリバーだけになりました。
ハリーが興奮して子鹿のように跳ねながら歩いているというのに
レトリバーはおじさんの真横にぴたっとついて歩いていました。
そしておじさんが止まると命令される前に自分から座っていました。
しかし体の大きなレトリバーはヨッコラショと座りますが
小さなハリーはストンと瞬時にお尻を地面につけられます。
お尻から地面までの距離が短いハリーに有利なゲームとなり優勝!

夜行性

ハリーの目は周りの景色を鮮やかに見ることができません。
大好きな赤いボールも広い芝生の真ん中にあると探し出せません。
でも、暗闇では人間よりもずっとはっきりと物が見えているようです。
暗闇で写真を撮るとハリーの目は緑色に光ります。
これは9月のキャッツキルマウンテン。時間は夜の9時頃です。
ハリーの主人はテント以外のものはあまりよく見えません。
でも、ハリーには周りの森の様子がよく見えています。
上の写真をハリーの目を通して見るとこんな感じなのでしょう。
ハリーはまだこのことに気づいていません。
人間よりも犬の方が暗闇でよく目が見えることに。
この秘密を絶対にハリーに教えてはいけません。
夜中に主人に内緒でハリーが狩りに出かけてしまわないように。

ハリーはどこ?

あれ、ハリーはどこ?
森の仲間たちに会いにいったようだけど。
これはかんたんに見つかるね。
じゃあ、これはどう?
ハリーはまたどこかにかくれているよ。
そうそう。
木の後からひょっこり顔を出しているのが見えるよ。

狂犬病抗体価検査2

ハリーの狂犬病抗体価検査の結果が届きました。
狂犬病洗浄国へ行くには、0.50 IU/mlの抗体価が必要です。
ハリーの結果はそれを十分に満たしていました。
これで、血液を採取した日から180日経てば
世界中どこでも好きな国へ行けるようになります。
ハリーは検査のためにお腹から血液をとられて痛い思いをしたけれど
家族と旅行をするためですから我慢をした甲斐があったはず。
よくがんばりました。

狂犬病抗体価検査1

日本やイギリス、ニュージーランドなど狂犬病のない国にも行けるよう
ハリーは狂犬病抗体価検査を受けました。
獣医さんはまずハリーのマイクロチップを読み取りました。
そしてお腹から沢山の血液を採取しました。
この血液から1ミリリットルの血清を作るのです。
血清は小さな瓶に入れられてカンザス州立大学の研究所に送られました。
4週間後、検査の結果が届くそうです。

ご褒美

ビスケット、大根の角切り、乾燥レバー、チーズ、ローストビーフ。
これらは全て訓練中にハリーがもらうご褒美です。
ビスケットと大根は毎日の服従訓練で
匂いの強い乾燥レバーとチーズは小さくちぎってアジリティの練習で
ローストビーフはとても難しい新しいことを覚えるときにもらいます。
ご褒美を差し出すとハリーはゆっくり口を近づけます。
慌てると主人の指まで食べてしまうので気をつけているのです。

まねっこハリー

アジリティ大会では小さなテントの中でいつも自分の番を待ちます。
面白いことにハリーはテントの中では主人と同じ行動をとります。
主人が寝るとハリーも寝て主人が外を眺めるとハリーも外を眺めます。
外を見ながら主人が口をとじているときはハリーの口もとじていて...
主人が大きく口をあけて笑っているときは
もちろんハリーも口をあけて笑っています。
犬って人間のしていることに一緒に参加したい動物なのね。

はじめての川遊び

バーモントの山へ避暑に行ったにも関わらず、この日の気温は38度。
そこで友達のベニーとバンジョーと一緒に川へ遊びに行きました。
ジャックラッセルの兄弟、ベニーとバンジョーは水が大好き。
川の中で泳ぎながらボールの取り合いをしています。
ハリーもボールを取りたかったけれど水が怖くてなかなか川に入れません。
何度も川に入ろうとしてはやめるのを繰り返していましたが
偶然ボールが自分の方に飛んできた時、意を決して水の中にジャンプ!
一度、水に入ってしまえばもう怖くはありません。
早くベニーとバンジョーみたいに上手に泳げるようになりたいね。

ハリーは車に乗るのが大好きです。
いつもどこか楽しいところへ行けるから。
お散歩中に路上で知らない人が車のドアを開けていても
「ぼくのために開けてくれたんだ」と思って車に飛び乗ろうとします。
車の中では大抵シェルパバッグに入っていますが、
出かけた先で急に友達の車に乗ることになったら
主人の足下でおとなしく座っています。
でも高速道路では料金所の前で車が減速するたびに
「もう着いたの?」って興奮して足踏みしてしまいます。

ホテル

Room 春と秋は週末をホテルで過ごすことが多くなります。
ハリーはホテルの部屋で緊張して吠えたりすることはありません。
いつもと違う場所に泊まるのが面白いとさえ思っているようです。
Back Yard 家族が朝食に出かけている間、ハリーは部屋でテレビを見て過ごします。
お気に入りのチャンネルは「天気予報」。
コマーシャルに邪魔されることなく
心地よいBGMが流れ続けるのが良いのかもしれません。
みんなが帰ってきたらホテルの庭を散歩します。
写真はオズウェゴリーバー(NY)に面したホテルの庭。
Good Night! 夜はお気に入りのシェルパバッグの中で眠ります。
家でもホテルでもハリーは絶対に人間のベッドの上では眠りません。
ハリーはベッドに上ることはおろか指1本触れることはありません。
そして他の家具にも決して手を出しません。
2年前、家具に触ったら空き缶が降ってきてびっくりしたからね。
こんなハリーは大抵のホテルで大歓迎してもらえます。

足なが

ハリーは足のながーい犬です。
ながい足には都合の良いことが色々あります。
雨の日に散歩に出かけてもお腹が汚れないこと。
鹿のように速く走って高く飛べること。
スーパーモデルみたいに澄まして歩いているように見えること。
ただ一つ考えられる不都合は
アジリティでコンタクトを踏み外しやすいことくらい。
ハリーは全然気にしていないけどね。

お花見

近所のサクラパークに今年も桜が咲きました。
ハリーが見に行った日は花びらがぼた雪のように空を舞っていました。
この公園はほんの3週間前まで本物の雪で覆われていました。
ニューヨークの春はあっと言う間に走り抜けて行きます。
ほのかな桜の香りの中でハリーは少し眠たくなりました。

Spring(春)

The spring is springing.
The butterflies are flying
The yellow flowers are singing a happy song.
Harry is not hurrying.
But searching something interesting.
He is simply sniffing flowers in the sun.

注:韻を踏んだ詩になっているので訳しませんでした。

空飛ぶ犬

Fly! あれ、ハリーが空を飛んでる。
Catch! ちがうちがう、フリスビーをとっているんだよ。
Get set! 位置について、
Go! ゴー!
Aaaaagh! あああああぐわ!

レプリコーン

3月17日はセントパトリック・デー(アイルランドの聖人の日)。
ハリーは5番街までセントパトリックのパレードを見に行きました。
そこでアイルランドの妖精レプリコーンに出会いました。
レプリコーンは森の中に沢山の金貨を隠し持っているといわれています。
ハリーがレプリコーンの金貨に全く興味が無いことを知ると
レプリコーンは安心して一緒に写真をとらせてくれました。

無線通信

Reading 寒い冬の朝は公園でハリーの友達をあまり見かけません。
寝坊をしてお昼頃公園に来るのかもしれませんし、
寒いのが嫌であまり外にでないのかもしれません。
ハリーは友達と挨拶ができなくて残念そうですが
犬には無線通信があるので大丈夫。
今、ハリーは友達のレオからのメッセージを受信中。
「フムフム、レオは元気でいるそうだ。」
Replying そしてハリーもメッセージを送信します。
「ぼくも元気だよ。また遊ぼうね!」

To Eat Or Not To Eat(食べるべきか食べざるべきか)

「これはぼくのケーキかなあ?
そんなこと絶対にありえないよね。
触ったりしたらコインの入った空き缶が空から降ってくるよね。」
「ああ、分かっているよ。
これの前でポーズをとっていればいいんだよね。」

ハリーの心配はハズレです。
これはハリーの2歳のお誕生日のお祝いでした。
ケーキを一切れ差し出すと「信じられない」という顔で食べました。
ハリー、お誕生日おめでとう!

ザ・ゲイツ

セントラルパークで催されているザ・ゲイツを鑑賞してきました。
クリストとジャンクロードという有名な芸術家がセトラルパークの至る所に
7500ものオレンジ色のカーテンを下げた門(ゲイツ)を作りました。
きれいに並んだ門はオレンジ色の川のように見えました。
ハリーは美しい眺めよりも門の土台ばかりが気になって仕方がありません。
門を通り過ぎるたびに門の土台を自分のものにしようと試みましたが、
後ろ足をあげようものならすぐに叱られるのであきらめました。
(ザ・ゲイツの展示は2005年2月12日から27日まで。)

ネイル

ハリーが家に来たばかりの時は爪を切るたびに大騒ぎでした。
爪切りを見ると嫌がって家中を逃げ回りました。
でも爪を切られるたびにクッキーをもらっていたら
あっという間に爪きりが大好きになりました。
今では爪を切られながらリラックスして眠りに落ちて行きます。

タッチ

ハリーはアジリティを楽しんでいます。
小さな鹿のようにリングを走り回ります。
ハンドラーにしっかりついて順番通りに障害物をこなせますが
大会ではコンタクトゾーンをたまに踏み外してしまいます。
そして踏み外した瞬間に「あっ、しまった!」という顔をします。
「タッチ」のコマンドでコンタクトゾーンの先のスティックを
前足で踏む練習をしていますが他の練習方法も探求中です。

大晦日ー新春60本ウィーブポール

去年1年間、ハリーは毎朝公園でウィーブポール(スラローム)
の練習をしてきました。その努力が試される時が来ました。
USDAAの大晦日ー新春60本ウィーブポール大会に参加してきたのです。
競技はニューハンプシャーのドッグジムで大晦日の夜11時に開始。
挑戦は3回まで。途中で出たら失格。3回のうち最高のタイムを採用。
ハリーは3回とも完走し、ミニクラスで優勝することができました。
タイムは14.51秒。1秒につき4本のポールを通ったことになります。
ハリーの名前はチャンピオントロフィーに永遠に刻まれます。
ちょっと風変わりな大晦日のイベントですが、レストランから
フルコースディナーも運ばれてくる本格的なパーティでもあります。
競技中、ニューイヤーカウントダウンが始まりました。
みんなでシャンパンを片手に新年を笑顔で祝いました。

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