2004年しっぽのおしゃべり

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2004年のおわり

昨年末、ハリーが人間と一緒にパーティに出かけることはありませんでした。
よそのお宅でお漏らしをしてしまわないかとても心配だったのです。
ハリーは小さな子供や犬以外の動物(猫)にもまだ慣れていませんでした。
でも今年は家族や友達とゆっくりクリスマスを過ごせました。
お利口に成長したハリーは色々なパーティに呼ばれて行きました。
小さな子供のいるお宅でもハリーはおとなしく床に座っていました。
猫とも仲良く遊べました。猫はちょっと迷惑そうだったけれど‥‥
ハリーの訓練は来年もまだまだ続きます。

ハリーにはあまり毛がないので寒さに弱いように見えますが
セーターを着たら大丈夫。
このとおり雪の中でも元気に遊びます。
雪の中で転げ回っていたら
口のまわりに白いヒゲができてしまいました。
家に帰って温かいお風呂に入ったら
ショワーっと消えてなくなりました。

訪問者

ある日、バルコニーに見慣れない大きな鳥がやってきました。
ハリーは鳥に聞きました。「ここで何をしているの?」
「お前のような小さくて可愛らしい動物をさがしているのさ。」
鳥は静かに答えました。
「どうして?」とハリーが聞くと
「腹ぺこだからさ」と鳥は答えました。
ハリーはお利口でした。
知らない鳥のために家の窓を開けなかったのですから。

タオル大好き

ハリーは大きな綿のタオルがお気に入り。
乾燥機から出したばかりのタオルを差し出すと
上手に広げてその中に丸まります。
犬の知能数を体にかけられたタオルを取り払う速さで
測定する人が世の中にはいるようですが
ハリーをタオルで覆っても全く取り払おうとはしません。
でもハリーは賢い犬です。

獣医さん

ドクターKは近所の獣医さん。
いつも満面の笑顔でハリーを出迎えてくれます。
狂犬病予防接種と旅行前の健康診断は必ず彼がしてくれます。
ハリーはドクターKが大好きです。
注射は痛いけど獣医さんに行くのが楽しみです。

マイクロチップ2

ハリーはとうとうマイクロチップを埋め込みました。
大きな注射器が見た目にはとても痛そうだったけど大丈夫。
普段の予防接種のように数秒で施術は終わりました。
麻酔の必要はありません。
ハリーのマイクロチップはリーダーで簡単に読み取れました。
海外に遊びに行く準備の第一段階が終了です。

マイクロチップ1

犬が海外へ出かけるにはマイクロチップが必要です。
日本のように狂犬病のない国へ行くには狂犬病抗体価検査もいります。
ヨーロッパや日本で普及している15桁のマイクロチップを
アメリカで購入するのがとても難しかったので
15桁のマイクロチップをリーダーと一緒に輸入することにしました。
購入したマイクロチップは長さ12ミリの米粒程の大きさで
注射器の針の中に入れられて送られてきました。

シーソー

ハリーはアジリティが大好き。
お友達に囲まれて興奮すると「待て」ができないことがあるのに
アジリティでは必ずスタートラインでじーっと待っています。
そしてOKの合図と共に嬉しそうにハンドラーにくっついて走ります。
でもシーソーの上にいるときだけは時々不安そうな顔をします。
ハリーは軽すぎてシーソーがなかなか下がってくれないからです。
でもシーソーの上で「待て」と命令されるので
落っこちないように足を踏ん張って待ちます。

幼なじみ

ニューヨークに住むゆきはハリーの幼なじみ。
ハリーと同じ年で子犬の時からよく一緒に遊びました。
ドッグキャンプに行ったときも一緒の部屋。
アジリティ訓練もいつも一緒。
遊び疲れたらこのとおりくっついて眠りました。
出会ったばかりの頃はケンカもしたけれど
今では世界で一番の友達です。

ハリーにスケートボードを教える方法

1)地面に置かれたスケボをハリーが触ったらクリック。3回繰り返す。
2)えさでつりながらハリーがスケボの上に4つ足を載せたらクリック。
3)ハリーがスケボから降りてこなくなるまで何度も繰り返す。
4)緩やかな斜面にスケボを移動しゆっくり転がす。
5)ハリーが追いかけて動いているスケボに乗れたらクリック。
6)勢いよく飛び乗るとスケボが走ることを理解するまで繰り返す。
7)スケボが走っている状態で上に乗っている時間を徐々にのばす。
所要時間20分。ひとりで喜んでスケボに乗り続けるハリーの出来上がり。
注:「クリック」とはクリッカーを鳴らしてご褒美をあたえること。
クリッカーが初めての人はクリッカートレーニングのページへ。

ハリーにフリスビーを教える方法

1)ハリーの目の前でフリスビーをパタパタちらつかせる。
2)ハリーがフリスビーに触ったらクリック。3回繰り返す。
3)タイヤを転がすようにフリスビーを縦に地面を回転させる。
4)ハリーが追いかけてキャッチしたらクリック。3回繰り返す。
5)ハリーの目の前にフリスビーをふんわり投げる。
6)ハリーが飛び上がってキャッチしたらクリック。3回繰り返す。
7)上手くなってきたら徐々に投げる距離をのばしていく。
所要時間1時間。狂ったようにフリスビーを追いかけるハリーの出来上がり。
注:「クリック」とはクリッカーを鳴らしてご褒美をあたえること。
クリッカーが初めての人はクリッカートレーニングのページへ。

服従訓練

可愛くしていることだけがハリーの仕事ではありません。
ハリーのもう一つの仕事。それは人間には絶対に服従すること。
命令されれば即座に座ったり、伏せたり、呼び戻されたりします。
待ての命令が出たらOKと言われるまでその場を動きません。
時には複数の犬と一緒に訓練をしますが、これが難しいようです。
ハリーは他の犬と挨拶したり遊びたくてたまらないからです。
でも、待ての命令が出ている間はこの通り真剣に耐えています。
ハリーの服従訓練はまだまだ続きます。

てんとう虫

ハリーはコステューム・パーティーに参加しました。
親友のゆきはミニーマウスで可愛くきめていました。
ASPCA(動物愛護団体)の友達のロウジーは着物姿で芸者さん。
「ミッキーにしようかサムライにしようかどうしよう」
散々悩んだあげく、ハリーは結局てんとう虫に決定。
パーティの前日、ハリーの主人が文房具屋さんでフェルトを
買ってきて夜遅くまでかけてコスチュームを作りました。
ハリーは赤地に黒丸の羽をつけてとても満足そうでした。

牧羊犬2

ハリーはすっかり一人前の牧羊犬きどりになっていましたが
それは長くは続きませんでした。
1匹の賢い羊がハリーの大きさに気づいてしまったのです。
「なんだ、僕たちよりもずっと小さい犬じゃないか!」
羊たちの逆襲の始まりです。
ずいぶん長い間、羊とハリーのにらみ合いが続きました。
ハリーは羊たちをまとめようと頑張りましたが
群れている羊に蹴られたり踏んづけられたら危険です。
最後はハリーの主人が間に入っていって事なきを得ました。
ハリーの牧羊犬になるという夢はこうして破れ去ったのでした。

牧羊犬1

ハリーはバーモントの牧場に遊びに行ってきました。
そこでボーダーコリーに混じって羊追いを習いました。
ハリーは小さいけれど先祖は立派なオオカミ。
羊をまとめて追う習性はちゃんとありました。
(この訓練はAKCハーディング・ジャッジの監督のもと
ハリーの安全に万全の配慮をしながら行われました。
良い子犬は決してマネをしてはいけません!)

グルメ犬

最初、ハリーのごはんはキブルと牛乳だけでした。
でも、安全と言われているキブルにさえ保存料は入っています。
そこでハリーのごはんを少しずつ手作りに変えていきました。
手作りごはんは野菜を細かく切って挽肉と一緒に調理するだけ。
調味料やサプリメントは入れません。とても簡単です。
ハリーは手作りごはんをとても喜んで食べます。
今では毎日自家製ヨーグルトを朝ごはんに食べ、
肉と野菜がたっぷりの特別料理を夕ごはんに食べています。
(参照:グルメ犬のための手作りごはん

礼儀作法

セントラルパークではいつもたくさんの犬に出会います。
ハリーは他の犬に出会うとまず挨拶としてお尻を嗅ぎあいます。
この光景を笑ってはいけません。犬たちは大まじめです。
お尻の匂いから相手の性別や年齢、健康状態から
犬種や性格まで分かってしまうそうですから。
こうして相手の地位を確認しあっているのです。
お尻を嗅ぎ合うのは犬たちの大切な礼儀作法なのです。

呼び鈴

玄関のドアには鈴がぶら下がっています。
ハリーはおしっこに行きたくなるとこの鈴を鳴らします。
そうすれば吠えなくても緊急事態を知らせられるのです。
ハリーはお散歩に行きたい時は鈴を鳴らしません。
本当におしっこに行きたい時だけ鳴らします。
鈴を鳴らすと外に連れて行ってもらえますが
トイレに1分しか出してもらえないことを知っているからです。

新しい首輪

ハリーの友達はみんなおしゃれな首輪をしていました。
ハリーはそれが羨ましかったようです。なぜって?
ジェントルリーダーは赤ちゃんのみたいだったから。
けれどもリードを引かずにうまく歩けるようになるまでは
新しい首輪は買ってもらえないといつも言われていました。
そして1歳のお誕生日に念願の新しい首輪がやってきました。
深緑色のチェック柄でとても上品な首輪です。
この首輪をつけるとハリーは少しお兄さんになった気がしました。

ピンクの鼻

ハリーの鼻の色も変わりました。
最初は真っ黒でしたがうちに来て半年が過ぎた頃から
真ん中から少しずつピンクになっていきました。
このまま全部ピンクになってしまうのかと思いましたが
かわいい黒とピンクのストライプ柄で落ち着きました。

ブルー

生まれたばかりのヨークシャーテリアの毛は真っ黒ですが
成長するにしたがってメタリックな灰色に変わっていきます。
この毛色をブルー(BLUE)と呼びます。
ハリーもうちに来たばかりの時は真っ黒でしたが
ヨーキープーなので毛色が変わるか誰も分かりませんでした。
でもやっぱり成長するにしたがって毛色が薄くなっていきました。
毛質も針金のように硬かったのが絹のように柔らかくなりました。
そして今では美しいシルキーブルーの犬に大変身です。

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