スイス犬聞録ルツェルン編
旧市街散策とリギ山ハイキングと四森州湖ハイキングの旅
2007年5月18−20日

旧市街散策の巻

ルツェルンは、「古い街並」と「アルプスの山々」と「青い湖」
の3拍子そろっていることが自慢の観光の街です。
バーゼルからルツェルンへはCisalpinoというミラノ行きの
特急電車で1時間10分。日帰りでも遊びに行ける距離ですが
今回はアウフファルト(キリストが復活した後、天国に昇っていった
のを祝う祭日)の連休を利用して2泊3日の旅程で行ってきました。
ルツェルンの街のシンボルはこのカペル橋。
四森州湖がロイス川に流れ出ている境に架かっています。
この屋根付きの木橋は14世紀の初めに、川の北岸と南岸を
結ぶ交通路として建設されました。
橋の中間にあるユニークな形の塔は、湖から街に敵が侵入して
こないか見張るために使われていたそうです。
夜になると塔には灯がともされ、灯台の役割も担っていました。
橋の屋根の梁(はり)には、ルツェルンの守護聖人の逸話を
描いた100枚余りの絵が飾られています。
次々に頭上に現れる絵を見ながら橋を渡るのは面白いです。
でも、橋の途中で絵が途切れてしまう箇所があります。
1993年の火事で消失してしまったのだそうです。
残念なことです。
犬の立ち入りは禁止となっていますが、
小さな犬はかばんに入っていれば一緒に渡ることができます。
カペル橋を南岸から北岸に渡ったら、四森州湖に沿って
さらに北へゆっくり歩きました。
湖には沢山の白鳥が優雅に泳いでいました。
遠くに見えるのは、頂きにまだ雪の残るアルプスの
山々です。
旧市街の北のはずれには、ライオン記念碑があります。
フランス革命でルイ16世とマリー・アントワネット王妃を
を警護していて殉死した、スイス人傭兵の追悼碑です。
16ー18世紀、スイスの傭兵はよく訓練されており、
忠誠心も強いことで世界的に有名でした。
そんなスイス人傭兵の忠誠心をたたえる記念碑なのだそうです。
現在でもスイスの軍隊は精鋭中の精鋭を揃えているはずです。
彼らの出番がない世界が本当は一番いいのだけどね。
ライオン記念碑の近くには、カフェテリアが立ち並んでいます。
美味しそうなイチゴのタルトが目にとまったので、
そこでちょっとひとやすみ。
この日はとても蒸し暑かったので日陰の席を選ぶと、
ハリーは、さっそく冷たいタイルの上に寝そべりました。
旧市街の北側には14世紀に建造されたムゼック要塞壁の名残が
今でも約900メートルほど残っています。
途中坂道がきついのですが、見張塔も見学することができます。
要塞壁の近くにある建物はクラシックなデザインのものが多く
壁の内側に沿って、ただゆっくり歩くだけでもタイムスリップして
しまったかのような感じが楽しめます。
車はほとんど通らないので犬の散歩には最適です。
今回、ルツェルンに来たついでに地元のアジリティ大会にも
参加してきました。
バーゼルの外の大会に出場するのはこれが初めてでした。
ルツェルン中央駅からバスで7分のサッカー競技場で行われました。
東にリギ山、南にアルプス山脈、西にピラテュス山が眺められる
絶好のロケーションでした。
さて、ルツェルンの旅はまだまだ続きます。
次は、高山植物の宝庫「リギ山」へハイキングに!

(2007/5/25)

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