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早朝、元気にスイスの家を出発。しかし、国境にさしかかった時、
検問所が閉鎖されてしまいました。お巡りさんが「すぐ向こうの
トンネルで事故があって火災が発生したんだよ。巻き込まれなくて
よかったね。」と教えてくれました。2時間半ほど待たされた後、
無事に国境を通過しましたが、イタリアに入るなり周りの車の運転
マナーが急に悪くなるのに気づきました。制限時速80キロの道を
120キロで走っていると思えば、急に速度を下げたり何の前触れ
もなく車線変更してきたり。これでは事故が起こるのも当然です。
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コモへは予定より少々遅い到着でしたが、この日はとても暑かった
ので日中はあまり外を歩き回る事はできなかったかもしれません。
ハリーは芝生の上は歩けましたが、アスファルトの上は熱すぎて
立っていることもできませんでした。コモ湖の水は澄んでいない
ので泳ぐのはあまり楽しくありません。けれども、あまりの暑さに
ハリーは自分から湖に飛び込んで、湖の水をガブガブ飲んでしまい
ました。夜、お腹を壊さないか心配しましたが大丈夫でした。
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写真はコモのデュオモ。壁全体に美しい細工がなされています。
ミラノから一番近いリゾートということもあって、街の中心には
おしゃれなブティックが立ち並んでいました。犬もお店の中に
入れます。けれどもコモは犬にとっては今ひとつのリゾートです。
街には人があふれているので散歩をするだけで疲れてしまいます。
コモには1泊しかしませんでした。翌日夕方からヨーロピアンオー
プン・アジリティ世界大会の会場のあるレノまで移動しました。
イタリアの暑さと大らかさにびっくりの
2007年アジリティ・ヨーロピアン・オープンの報告はこちら。
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ヨーロピアン・オープンの後はドロミテ山塊がすぐ近くまで迫る
ガルダ湖へ。ホテルのバルコニーから湖の景色を見た時、
あまりの美しさに「ここは本当にイタリアなの!?」
と目を疑ってしまいました。
(ここにたどり着くまで、ハプニングの連続でしたから... )
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湖の色は南の島の珊瑚礁の青にとてもよく似ています。
水は透き通っていて魚が沢山泳いでいました。空気も新鮮です。
スイスに近いからなのでしょうか、町全体がとてもきれいに
掃除されていました。また、多くの人はホテルまたは別荘の
プライベートビーチにとどまっているので、ハイシーズンにも
関わらず、観光客で混み合っている感じがしませんでした。
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今回はガルダ湖の南端にあるシルミオーネに4日間滞在しました。
紀元前から景勝地として有名だったシルミオーネにはローマ時代の
遺跡が数多く残っています。写真はグロッテ・ディ・カテューロ
(Grotte di Catullo)と呼ばれる13世紀に建てられたお城。
城壁の正門がシルミオーネの町の入口でもあります。
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お堀にかかった橋を渡って内側に入ると、狭い路地が続いて
いて、レストランやお土産屋さんが立ち並んでいました。
ガルダはオリーブとぶどうの産地なので、ガルダ産のワイン、
オリーブオイル、オリーブ石けんを売るお店も沢山ありました。
ハリーはお肉屋さん以外はどこでも人間と一緒に入れました。
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ガルダ湖のビーチは白く細かい石と砂でおおわれています。
お昼間は日差しが強いのでパラソルを立てて、その下で日がな
一日寝そべったり、時々水に入ったりして過ごしました。
歩き回るのは朝の涼しいうちか夕方日が暮れてからだけでした。
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シルミオーネはガルダ湖に細長く突き出した半島です。半島の
先端は公園になっていて、オリーブの木が沢山植えられていま
した。また、シルミオーネでは街路樹がオリーブだったり、
家の垣根がローリエだったり、お料理に使えるものがそこら中に
生えているのが面白かったです。
オリーブ農家を直接訪れれば絞りたてのオイルを売ってくれます。
EUの規定で昔ながらの製法のオイルを売れなくなってしまったの
だそうですが、どうしてもそれが欲しい人にはビンだけを売って
くれます。そしてオイルはおまけとしてビンに入ってきます。
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シルミオーネの美しさにすっかり心を奪われてしまったハリーと
ハリーの家族でしたが、ガルダ湖で一番きれいな岬はガルダの街
のすぐ西にあるサン・ヴィジリオだと聞いて、そこまで足を
のばしてみました。確かに近くまで山が迫る景色は格別です。
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サン・ヴィジリオもローマの遺跡が残る小さな街でした。
湖に続く石畳の坂が風情があって散歩にはとても良かったです。
ただし、この狭い道に突然大きな車が現れたりするので
その度に壁にへばりつくようにして避けることになります。
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旅行の前半は、危ない運転をしたり時間を守らなかったりする
イタリア人に驚きの連続でしたが、後半のガルダ湖での滞在で
すっかりイタリアの魅力にとりつかれてしまいました。
シルミオーネのホテルでは、ハリーはレストランはもちろん
のこと、プライベートビーチ、プールサイドにまで一緒に
入ることができました。「お行儀良くしていられるなら、
どこへでもお好きなようにどうぞ」というわけです。
イタリアの大らかさを良い意味でも堪能できた旅でした。
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