フィンランドの布で作る犬用キャリーバッグ

フィンランド犬聞録 夏休み編で紹介したハリーのための手作りキャリーバッグに予想外の反響があったので、フィンランドで購入した布に関するもう少し詳しい説明とバッグ制作の途中経過、出来上がったバッグの紹介をします。

フィンランドの布の紹介

フィンランドでハリーの主人が布を探しによく訪れるのはマリメッコ(Marimekko)というお店です。店員さんとの話の種に、今回ハリーはマリメッコの布地でできたシャツを着ていきました。この縞模様の布、もとはクリスマスにプレゼントされた人間用のパジャマでした。古くなったパジャマのきれいな部分だけを切り取って作りました。
(注:普段ハリーは寒い冬の日にしか服を着ません。)
マリメッコではフィンランド独特のカラフルなデザインの布地を豊富に揃えています。同じ模様の布でも、模様の大きさや色あい、布地の厚さに色々と種類があるのが嬉しいです。殆どは100%綿の布ですが、最近は樹脂でコーティングしたものやキルティング等も置かれています。

(2007/9/19)

制作の途中経過

ハリー用のキャリーバッグにはUNIKKO(ウニッコ:フィンランド語でポピーの花のこと)と呼ばれる柄の一番厚手の綿の生地を使いました。マリメッコの店頭でよく販売されている既製バッグの生地と全く同じ物です。この布のフィンランドでの価格は1メートル(150センチ幅)30ユーロでした。
週末に少しずつ作って、1か月経ってやっとキャリーの形に見えるようになりました。高さ30センチ、底面は縦18センチ、横40センチです。サイドがメッシュで柔らかいので、当初は型くずれしないように裏地と表地の間に厚紙をはさんで縫ってみました。でも、あまりに堅くなって縫い針が折れてしまいました。それで厚紙をはさむのは断念したのですが、分厚い表地のおかげで型くずれはそれほど気になりません。このあとは、布の端を始末してバイアステープを縫いつけたらできあがりです。

(2007/9/19)

キャリーバッグ完成

途中経過の報告をしてから3週間。ハリーの新しいキャリーバッグがやっと出来上がりました。
途中経過の写真とよく似ていますが、ちゃんとバイアステープがついています。このバイアステープ、立体になるようにつけたファスナー部分が厚くなりすぎてミシンで縫えなかったので、結局手縫いで仕上げました。ハンドルの間にある大きな花柄の部分はポケットになっています。
4本のファスナーがこのようについています。トップからもサイドからも犬が入れます。トップとサイドの継ぎ目部分はマジックテープでくっつくようになっています。

写真では分かりにくいのですが、ハリーがかばんの中に入ってこちらを見ています。

プラスチック板をシェルパ地(テディベアの素材のようなふかふかの生地)でくるんで作ったマットレスをマジックテープで底面にくっつけました。ハリーが少々動いても、底板のおかげでバッグは安定しています。そして、汚れたらとりはずして洗濯もできます。
ハリーはかばんの中でくるりと向きをかえたり伏せることができます。
市販の犬のキャリーバッグは小物を入れる場所が少ないのが気になっていたので、後ろに大きなポケットをつけました。フリスビーもすっぽり納まります。何度も縫い直しているうちに、最初に作った型紙とは随分違うできあがりになってしまったので、残念ながら作り方は掲載できそうにありません。自分も作ってみたいと思う人は、既にお持ちのキャリーの寸法を測って挑戦してみてはいかがでしょう?

(2007/10/11)

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