アリゾナ犬聞録

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ハリーはいつものシェルパバッグで飛行機に乗りました。
デルタのチェックインカウンターで50ドル払うと 係員のおじさんが緑色のタグをバッグにつけてくれました。 セキュリティでは人間と同様、犬は金属探知ゲートをくぐります。 バッグは爆弾があるといけないので(?)X線にかけられます。 ターミナルに入ったら到着まで犬はバッグから出られません。 フェニックスに着くまでハリーは座席の下でぐっすり眠りました。 飛行機の振動はハリーを眠くさせるようです。 |
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早朝ニューヨークをたった時は雪が降りそうなほど寒かったのに
アリゾナは摂氏30度を越える真夏日でした。 せっかく準備していった健康診断書の提示を求められることもなく ハリーはノーチェックで空港を出ました。 ハリーは生まれて初めてヤシの木を見ました。 とうとう太陽の楽園にやって来たのだと実感した瞬間です。 |
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空港からまずUSDAA世界大会の会場であるウェストワールド
(West World)に直行。 普段はポロ競技等が行われる広大な野外スポーツ施設です。 そこでさっさと受付を済ませてしまったら 楽しいアリゾナの休暇の始まりです。 大会の詳細は 2005年USDAA世界大会の報告をご覧ください。 |
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ホテルにチェックインする時、「犬をベッドやソファにのせません」
という誓約書にサインをしました。これはとても良いことです。 犬にアレルギーのあるお客さんだっているでしょうし、 誰だって旅行先では清潔な部屋に泊まりたいものです。 スイートにはベッドルームとリビングとキッチンがあり ハリーがボールを追いかけて遊べるくらいの広さがありました。 しかし広い部屋にはしゃいで家具に触ったりすることなどなく、 ハリーはいつも自分からシェルパバッグに入って寝ていました。 スコッツデールは犬に優しいホテルが多いと聞いていましたが ハリーの泊まったホテルでも受付には常に犬のトリートがあり 従業員の皆さんも犬の扱いになれていました。 |
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アパッチトレイルはスコッツデールから車で40分程の所にあります。
アリゾナで最も美しいパノラマサイトだそうです。 ハリーはキャニオンの雄大な景色に驚いていました。 アパッチトレイルはその名のとおり、昔アパッチ族のインディアンが 住んでいたところに作られた道です。アパッチ族の英雄ジェロニモは 写真でハリーが立っている場所を歩いていたかもしれないのです。 |
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アリゾナは子供の時に習った西部開拓の歌の歌詞にもあったように
(何という歌かは忘れましたが小学校でよく習う歌です) まさに岩と砂とサボテンの大地でした。 延々と車の窓から見えるのは赤い大きな岩のかたまりと 電柱のように立ち並ぶ無数のサボテンばかり。 このサボテン、大きいものは高さが5メートル以上もがあります。 幹から腕のように枝が出てくるのは背が伸びるにつれて倒れて しまわないようバランスをとる必要があるからなのでしょうか? |
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BARk2005年秋号(ニューヨークの犬専門誌)に
偶然にもスコッツデールのリゾートに関する特集記事があり、 「マンハッタンでは消火栓が犬のおしっこのターゲットですが アリゾナではサボテンがターゲットです」と書いてありました。 郷に入っては郷に従え。 ハリーもさっそく大きなサボテンを物にしました。 |
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これはハリーの泊まったホテルではありません。
アパッチトレイルのちょうど真ん中にある もう使われていない古いモーテルです。 アパッチトレイルは西部開拓時代の交通の要所でした。 急な坂道が滑りやすく危険だったものの湖のおかげで飲み水を 確保しやすいため多くの人がこの道を通っていったそうです。 昔は幌馬車でゆっくり旅をしていましたから 日が暮れたらこのようなモーテルに泊まったのでしょう。 |
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アリゾナにある国立公園の多くは犬を受け入れてくれます。
アパッチトレイルでハリーは太陽と大自然の匂いを満喫しました。 でも3ミリ程の小さなサボテンの針がいっぱい落ちているため ハリーの足の裏に刺さってしまったことも。 犬の皆さんアリゾナではサボテンの針にご注意ください。 |
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裸足で歩く犬にとっては憎きサボテンの針ですが、
間近で見るとこんなにきれいです。 11月はちょうどサボテンの花が咲く季節だったようで 様々な形のサボテンの花を見ることができました。 色は白っぽいものが多かったです。 |
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アパッチトレイルには3つの大きな湖があります。
キャニオン湖とアパッチ湖、ルーズベルト湖です。 ハリーはアパッチ湖で泳いでみました。 とても暑い日だったので気持ち良さそうでした。 きれいに澄んだ水にはたくさんの魚がいるのか 地元の人たちがボートで釣を楽しんでいました。 |
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ハリーが楽しんだアパッチトレイルと湖の航空写真。
帰りの飛行機から運良くきれいに撮れました。 来年のUSDAA世界大会にも出場が決定しているので またここに戻ってきます。 (2006年12月7日追記:2006年USDAA世界大会 にも出場するはずでしたが、バーゼルの新しい家への引越と 重なってしまい直前で遠征を断念することになりました。) |


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